2013年5月30日木曜日

2013.5.23 中里富士山

 地元の柳瀬川右岸にある、中里富士塚 富士講の人々が江戸時代に構築したものと言われています。高さ約11m。登山道を模した、九十九折れが山頂まで続き、途中には1合目から9合目の文字を刻んだ石柱が配され、山頂には文政8年の石碑が立っています。
 鳥居から富士山を望む、九十九折りが良く見える
山頂の石碑 パワースポットかなと想って少し佇んで見たがあまり感じられなかった。
9月1日には毎年火の花祭が、執り行われます。
 まだ、見たことはないんですが今年は見に来てみたいですね。
 清瀬十景に選ばれています。
 こんな近くにあった富士山、山頂に立つと煩わしいことも忘れさせてくれそうな、静けさがありました。これからも、散歩ついでにちょくちょく来ようと思っています

2013年5月21日火曜日

2013.5.19~20 タワ尾根からウトウの頭を越えて酉谷避難小屋へ行く ミズナラの巨木が出迎えてくれた

 19日の日曜日が休みで、20日の月曜日が夜だけ仕事。早めに降りて来なくてはいけないので、長沢背綾、酉谷避難小屋。今度はここから上がろうと思っていた、タワ尾根。破線の先は印なし。何年か前、酉谷避難小屋に泊まったときに一緒になった方が、ウトウの頭です。タワ尾根から上がって来ましたって言うのを聞いて、ヘ~、面白そうと思っていたんですよね~。大変何ですかって?聞いたら大した事ありませんよ、って言ってたので、いつかは!と心に留めていたのだけど、最近大好きな避難小屋に行くのに、行った事のないルートが良いなって事で、思い出したのがこの記憶と言うかこの思い。まあ、そんな大げさなもんでは無いのですが、地図を見てみると”ミズナラの巨木”の文字。マスマスそそられます。あまり下調べもしないできてしまったので、ルート、チョット不安ですが、何とかなるでしょう。
 朝、少し寝坊してしまったので身支度してると家人が起きてきて、娘は日曜出勤でドタバタしてるし、少しバツの悪さを感じつつ、今晩の夜の食材をパッキングして酒類をビンのままザックに押し込み、取りあえず家を出発。
 電車の乗り合わせがギリギリだったのでホームを走ったりで大変でしたが、何とか11時前に奥多摩駅に到着。醤油を忘れたので駅前のスーパーで購入。チャント、ミニボトルがあったので助かります。出店で嬉しいことに、今日はアワビ茸が売っていたので、休憩してたおねーさん呼んで、早速1パック買いました。¥300也。酒まんじゅうも一緒に買ったら、オマケしてくれました。呼んでくれたから、だって、ありがとね!
 11時のバスに乗って東日原に到着すると、今日は天気悪いって話だったんだけど、まだたまに青空の覗くまずまずの天気。
 初めてのルートだから、チョットドキドキしていますよ、水場で軽く水補給して、今日もボチボチと行きますか~
稲村岩。バスで話をしてた方、今日はここのロープを直しに行くって言ってました。ご苦労様です。
小川谷にブナの花が咲いてます。碍子みたい
通行止め。燕岩崩壊危険の為だそうで、確かに今にも崩れそうな岩肌
という訳で、ここが登山口
階段を登って行くと。登山の無事を祈ります
アイコ、美味しそうだけど軍手が無い、諦めよう(  ;∀;)
一石山への登り、急登の連続
登りきるとやっと一息つけます。登ってきた道がストーンと切れてます
小川谷林道からくる登山道は通行止めになってました。この画像はそれとは無関係ですが
ミズナラの巨木一石山からユルユルと上がっていくと、ザワザワと人の声、団体さんが思い思いに囲んでいます 大地を拝むかのように谷側に大きくかしいでいます。
ガイドの方が、幹周り7m、樹齢は分からないけど4,5百年ってところじゃないかって、教えて下さいました

この森は一石山神社の寺社輪で立ち入り禁止だったそうで、御陰でこんな大きな樹が残っていたのだそうです。樹の周りはサークルで囲ってあって立ち入り禁止です
反対側に回ってみると大きく口を開けて叫んでいます。苦しいのかな
ガイドの人に、ルートを教えていただき、一箇所イヤラシイ所があるとのことで、ウトウの頭の先で落ち込んでいるところがあるので、左にまいていくようにと。
金袋山
この尾根には、こんな木の根が多いし、ウロも多い、立ち枯れの樹も多いです。

鈴坂の丸
マシンガンで撃ったみたい
大きなウロ、向うが見える
ウロの脇にセミの抜け殻
こんなところにも小さな森
ウトウの頭のとっつきアセビがお出迎え
ウトウの頭の手前のピークの落ち込み、結構急です
だんだん岩が増えてきた
ウトウの頭にあったオブジェ
ここがウトウの頭だと思うんだけど
随分と色白のイワカガミですねー
ウトウの頭の先のピーク真っ直ぐ行くうと岩になるので、左に巻いて降りる。降りきると広くなり片側は切れ込んでいる
最後のピークを登りきって振り返る。ズルズルの上りだ
最後のピーク登りきると、立派な杉
ピーク降りていくと何故だか森林軌道、まだ新しい
ずっと尾根のとこを走ってる。何の為に作ったのだろうか?伐採の為では無いようだけど
ふと短いウロ
腕がカクカクしている、やっと長沢背綾に着いた。約4時間予想どうり
路傍の花
何の芽でしょうかなね


コイツも、シャキーン
この人は使徒みたい

カタバミが雨降ってきて閉じっちゃた
ダケカンバの新緑
今日も変わらぬ佇まいの酉谷避難小屋。予定どうりの到着です
天気、怪しくなってきたけど、本降りにはならなかった。
もう、降ってもイイよ(^O^)
さて、取りあえず一人乾杯。直ぐに食べれるのがコレしか無いけど、無事に到着。お疲れ様でした。
これが噂のアワビ茸。奥多摩の駅前でゲット。この時期しか出ていないので、かなりレアかな。スーパーとかでも置いてあるけど、それとは感じが違ってて、量も多いし値段も安い、¥300。
半分使って取りあえずシンプルに炒めて見ました、軽く酒蒸しして香り付に醤油
うまい、ボーノボーノo(^▽^)o
少しお腹が落ち着いたので、ねぎ焼きというか、お好み焼き。ネギとモチモチ感出すために、マッシュポテト入れてみました。構想どうりモチモチでこれも美味しいです、ボーノボーノo(^▽^)o
外に夕闇が迫ってくる
やっとメイン、鯖のマルセーユ風
玉ねぎ、セロリの葉、ニンニク、オリーブオイルで炒めます
トマト缶入れて潰して、火を入れる、オレガノも入れる(自家製、朝取り)
鯖缶身を取り出して焼け目を付ける
ソースを入れて、馴染ませたら、出来上がり
ワインに変えて熱々を頂く。旨すぎです。ボーノボーノo(^▽^)o
なんて、贅沢散らかし放題
8時には寝てしまい、夜中に目が覚めてしまい、お湯割りにして少し呑んでまた眠る。外は夜だのに鹿や鳥が煩い。一人なので、口笛で答えてあげた。反応良し(笑)
朝、別荘からの眺めは青空ではないものの、素敵な雲が漂い、深山の趣
やっぱり、ここは飛切素敵な場所です
あかく萌える山の木々
朝飯はうどん。最近は定番化していますね。水の出がイマイチだったので、締めないでそのまま、かけうどんにしました。
朝、二度寝してしまい出発は10時。いつもの様に綺麗に掃除して、有難う御座いました。感謝です。
遅くなったけど、今日はヨコスズ尾根から降りるだけ。霧雨が降る中幻想的な長沢背綾を行きます。
長沢背綾を彩る、巨木や枯れても尚存在をアピールする木々たち
食えないけど、何だか見事
「山」
2時間程で一杯水避難小屋、ハナド岩もミツドッケも霧で展望なし
ランチは最近定番のラ王のラーメンランチ、キノコ、ネギ入。美味しいNZの紅茶も入れました。
この間来たばっかりの一杯水避難小屋。今日もにっこり笑っています
椎茸、出てました。ちっちゃいから、そっとしておきましょう


中々力強い。怒り肩?
下は枯れているのに芽吹いていた、頑張れ!
チゴユリ?かな風が吹いてて、ピンと来ない来ない

 念願っていうか、またひとつ、ルートが増えました。立ち上がりがかなりの急登ですが登りきってしまえば、割と楽にいけます。危険と言う程の場所も無いですし、途中の人形山にある、ミズナラは必見です。ヨコスズ尾根から上がる方が時間的には早いですが。こちらは、こちらで素敵な尾根です。
 今回も、山に行くというより、避難小屋に遊びに行くのが目的だったので。楽しく割と楽に行けるルートとしてお薦め出来ます。ウトウの頭あたりで少し足場の悪いところや、急な所もありますが、滑落しそうな所も殆んどないので、ゆっくりと森を楽しみながら上がれば、長沢背綾に行きあたります。秋にはキノコとかも多そうで期待できます。
 ミズナラの巨木のところで色々教えてくださったガイドさん。下山してバスを下りようとして声を掛けられてビックリです。西東京バスの運転手さんでした。凄いですねボランティアでそういう事もやっているみたいで、驚きました。お酒もお好きなようで、機会があれば一緒に呑んでみたいものです。

コースタイムは地図には載っていませんが、鈴坂の丸まで約2時間、長沢背綾出会いまで約4時間、避難小屋まで約5時間です。