2010年9月28日火曜日

2010.9.8~10 越後駒ケ岳(2)

 朝、5時くらいには起きたが、ぐずぐずしていて出たのは7時急坂登って分岐に着いたのは7時半。先が思いやられる。越後駒には登らないでそのまま従走路に入る。霧で何も見えない。

芝沢 今回一番でかい雪渓
檜廊下あたり
檜廊下辺りの小ピーク
中ノ岳 、越後駒ヶ岳よりも立派かも、近くで見上げると、雄大さを感じる。

 ノ岳避難小屋。綺麗な小屋だけど水場が無いので、今回はあきらめた。小屋の手前で広島から来た二人組みとあったが、八海山から上がってきたけどここにたどり着けずに途中でビバーク、テンバまでも行けなかったみたいで、やはりそちらからはロングみたいだ。今回は三山全部には登れなかったので、そのうち八海山も登ってみたい。途中の道が崩壊していて本当は通行止めらしいのだが、二人組みの人たちは大丈夫だと言っていた。
駒ヶ岳が見える、これぞ駒の由縁か、ちゃんと三角
板倉沢、まだまだ大雪渓が残っている。
いつかは行くぞ荒沢岳
中ノ岳三角点
中ノ岳山頂、バックは荒沢岳
中ノ段の先にある、小ピーク。向うに丹後山への従走路が延々続いている。
池ノ段、丹後山と、日向山の分岐点。中ノ岳から行くと何処にあるのか、解り難いけどグルリと降りていくと突然現れる。

小天上ノ峰辺り、のどかで気持ちの良い道が続く (嘘、蛇がウジャウジャ)
中岳の下りでこれから向かう日向山のロボット雨量計が見えている。
オオヤマボクチ
生姜畑 池塘が点在しているが、そんなに神秘的ではない。雨だと厄介なところになりそうだ。登山道はヌルヌルで、直に川になりそうだ。
日向山のロボット雨量計
亜寺山
五竜岳、その向こうは見えないけど八海山。昨日は向うの登山口から見ていたが。山を一つ越えてきたんだな~。
丹後山かな、時間があればこっちから降りてきたかったけど。
千本松原あたりかな、日向山からの下りで一箇所鎖場があり。長くて滑りやすい。2合目辺りに水場があるが、かなり細い。 十字峡の登山口。14時30分にやっとこさ到着。足ががくがくしてます。
 十字峡の茶屋。バスの時間を聞こうとしたけど、お昼寝してたので自販機でコーラを買って出発。しかし山降りるとコーラの美味いこと。
 ここから、野中のバス停まで2時間とある、間に合うバスが5時過ぎしかないので終電に間に合わなくなってしまう。チョットまずい。休む暇も無くまた歩き始める。ダムの管理センターまで約50分そこからダムを下ると30分くらいで野中の集落に着いた。時刻表を見ると16時25分のバスがあったので、何とか終電に間に合いそうだ。あまり人も通らないので近くの川で行水。パンツ一丁でゴシゴシ。気持ちよいけど蚊に刺された。チョットの間に10箇所以上。ぼこぼこだ。かゆ~い。

 六日町駅 結構疲れましたが、大きな山でした、銀山平や平ヶ岳、荒川岳、巻機山
辺りまでつながる山塊、まだまだ終わりません。今度は紅葉の季節に行きたいなと、思ってしまうほど、山と森がとても深いのだと感じました。
帰りはいつものように、駅前のスーパーでチリワインとお惣菜を買い込み、18切符の旅。5時間ほどで自宅。これで18切符もギリギリ使い切りです。

2010年9月20日月曜日

2010.9.8~10 越後駒ケ岳(1)

浦佐駅のバス亭、大倉行きのバスを待つ、実際は違うバスでも直近くまでいけたみたいであったが知らなくてタッチの差で出てしまう。駅員さんしっかりしてくださいよ!
駅で八海山を飲みながらバスを待つ、今日の泊まりは三山森林公園の予定だけど大倉のバス停から1時間はかかる。バスを降りて、交差点にイレブンがあったので、最後によってチョコレートを買い、歩き出す。10分もしないうちに飽きてきて確信犯的に後から来る車に流し目をする。止まってくれそうに無いので、ずうずうしく大きく手を振っていると10台目くらいで、親切な方が拾ってくれた。感謝。
 公園は水もあって(生不可)まずまずの快適さ。テントを張り、ワインとパンとチーズで晩飯とする。しとしとと雨の降る中、早々に寝るがまたしても夜中に目が覚めて飲みなおし。お陰でワインは完売。呑み過ぎだ.
翌朝は5時おきで餅いりラーメン食って、6時に出発。林道途中の魚留滝、小さく感じるけど実際はかなりの落差20m位はあるだろうか。雨は上がっていて、なんとか行けそうだ。

岩屋の案内。結構広い岩屋で、中にはカヤが敷き詰めてあった。
登山口、ここにも岩屋が横にあって避難できる。
何故か登山口に水が沸いている。汲んで行けとあるのでそうしたが、もっと手前の沢で汲めばよかった。イマイチ泥臭い。雨の後だからだろうけど。
2合目、かなり大きな杉

写真では解り難いけどそれはそれは急な登り、いやになる。
赤い実、食べられそうなんだけど、さすがに判らんので口にはしないけど(笑)
急な登りだけどたまに開けていて、大抵杉がポツンと立っている。
水無川、デトノアイソメ、不動沢
雲が時々切れて、回りが見えてくる。


アナツルネ沢まだまだ雪渓が残っている。登り始めは雪渓が小さく見えたが、今は真横だ。
大きな赤い実
力水、3合目。水はまったく枯れている。いったい何処から沸いていたのだろうか、まったく想像できない。
ナタ目、結構多い。
伍竜岳かな、左のピークが荒山か。山肌がキラキラと輝いていて白銀の輝き。銀でも露出しているのだろうか?
グシガハナのちょっと手前か?
グシガハナの途中の開けた所、アナツルネ沢が近くに見えてくる。
キツイ登りの」途中にところどころ、風雪に耐えた檜が枝を捻じ曲げている。潜るのが大変。
羽蟻、ぶんぶん飛んでて、痛い痒い。
グシガハナのピーク。ここまでが苦しい。ここまでくれば登ったも同然です。
グシガハナの山頂は少し広くなっていて、蝶と羽蟻が乱舞していた。
ミヤマコゴメグサ
ミヤマアキノキリンソウ
荒沢岳1969m、結構険しい山だ、なかなか良さそうで、登ってみたい。銀山平の方から登るみたいだ。
グシガハナから従走路に合流する
グシガハナ
銀山平
イワショウブ
分岐から山頂を見る、ほんの5分くらいで着く。
エゾオヤマリンドウ

越後駒ヶ岳、たおやかな表情をしている。雲が早くて直に隠れてしまう。小屋から30分くらいで登れる。

  駒草小屋。小さいけど結構綺麗で快適。幕営の予定だったが、テンバも無いみたいだし。こちらに泊めさせていただくことにした。素泊まり¥2000です。小屋が営業している予定だったので、ビールは上で買えばいいやと思っていたが、念のため1本だけ持ってきておいて良かった。中岳まで行くかどうか、悩んだけど、水場が無いのであきらめて、チョット早いけどここに泊まることにして、プシュ!駒ヶ岳がきりに浮かんでは消えていくのを肴に呑む。ウ~ンたまりません。
 暫くすると地元の人が1人上がってきてここに泊まるそうです。とりあえず山頂に行ってくるというので、私は焼酎に切り替えてのみます。
 だんだん寒くなってきたので、パスタとソーセージで夕食、チョット横になってたつもりが熟睡してしまい、10時くらいに目が覚めたので、満天の星を見ながらお湯割で1時間ほど呑み直し、でも寒くなってきたので、小屋に戻って暫く呑んで寝ました。風が強くて狭い小屋に低く響きます。