2014年10月10日金曜日

2014 9 20~21 真ノ沢林道から甲武信ヶ岳

聖で、知り合ったGちゃん、奥秩父に行きたいという、リクエストに答えるべく、選んだのは、これぞ、奥秩父の森、と言える山行きを味わえる、真の沢林道からの、甲武信ヶ岳。
 本当は、Eちゃん交えて、3人の予定だったのですが、最終的には、日程が合わないで、2人で行く事に。
 そして迎えた当日、台風が来るよ、って言われてたのだけど、実際蓋を開けて見ると、初日は、ほとんど晴れ間も無くて、雨降らなきゃ良いやぐらいだったのに、翌日は秋の空高く、快晴。やはり、わたくし、晴れ男のようです!
 秩父の駅でGちゃんと、再会を果たした私たちは、8:25の中津川行きのバスに乗り、川又で降ります。バス停のトイレで身支度を整え、水を補給して、サテと行きますか?初めてのパーティーですが、わたくし、まだ脚の具合が良くないので、何時もに増してユルユルと参りましょう、真の沢林道詣
今回のパートナー、Gちゃん
Gさんとお呼びすると、悲しむので、Gちゃん
おもいっきり、曲がってますね♪
森林軌道の残る、林道を行きます


入川に流れ込む、無数の沢
この森の保水力の高さが、伺えます
赤沢出合い、ここまで約2時間、私の脚のせいももあって、かなり時間がかかっています


つり橋を渡り、いきなりの急登を、あえいで右にトラバースすると、分岐
真っ直ぐ行くと、道は消えてしまうので、左上に道を採ります
ホェールな、倒木

分岐からしばらく急登、すっきりとした森の中に時おり現れる、巨木や倒木
急登も、ここで終わって、ここから、柳避難小屋まで、入川の左岸をひたすらトラバース
私勝手に尺取り虫の木と呼んでます
トラバースに入っても、何本もの沢が、入川に注いでいます。同じような景色が続いて、少々食傷気味になりますが、素敵な森と沢です





柳避難小屋に着きました
相変わらずの釣り小屋ぶりです

小屋の前で昼飯
ソーメン山形風
サバ缶は、生意気にも、伊藤食品
つり橋を渡って、少したかまく感じで、行くと真の沢林道の分岐
左に上がって行きます
暫くは尾根道
危険!の看板も落ちてました

いい笑顔です
また、会えました
蛸足のアセビ
秩空89
秩父航空第89部隊
通称エリア89
ピークが近いのかな?
結構危険です
滝に出る手前のトラバース
見上げるとこんなこけの庭園
もうすぐ千丈の滝

滝みの
滝上、なんだか荒れていますね
ブログとかで見てましたけど、思った以上です
滝の落ち込み
いきなり、へつり

私は、履いたままで渡って片足はまりました
結構滑ります
全然違う沢みたいです
どこに、幕営しようかなと‼
少しだけど、こけこけの所が残って居たのでそこで、ザックおろしました
自家製パンチェッタ、厚切りにして、炙って食べます
Buono!ワインに合いますよ♪
エリンギステーキ
ハバネロさんまWithチーズのトースト添え
グリーンカレー作るつもりで米磨いで貰ったけど、あえなく撃沈
夜中に目が覚めて、お湯割り少し呑んで
河原に出てみたら、満天の星が沢の上に、出ていました。明日は晴だ

次の朝、4:30起きの筈が目覚めると5:30
ヤバイです。そそくさと片付けて出かけるはずが、ご飯炊かなきゃで、グリーンカレー
Gちゃんの美味しいコーヒー呑んで、テンバをでたのは、既に7:40たどり着けるかなあ?
まあ、慌てても、しょうがないし、ボチボチ行きましょう。
Gちゃん、私が飯作ってル間に、調べてきてくれたので、テンバからそのまま、ルートに復帰します
テンバの上でルートと合流





ザレ場をさけて戻る感じで、上に上がると、最初の看板、というか道標
ホッとします


対岸の森が青空に映えます
大きな檜のところ
少し、秋の気配


こんな感じで倒木越えて行きます
ダブルトリプル当たり前なので、その処理に時間食われます





真新しい、テープがいっぱいあって、あまり迷わないで行けました
どなたか、分かりませんが有難うございます



たまに、沢が見えます

なんだか、信じられない程綺麗な森の広場、苔の上歩くのも躊躇われるくらいです


















ここで、休憩
舞台の様にダイナミックで凄かった
もう少し、行けば三宝沢なのに、手前で休憩、でもここも良かったのでいいかな




三宝沢の源流
水を汲む
美味しい
越えて来た森
これぞ、真ノ沢の森かな
美しい
トラバースしてきた谷
最後の崩壊地
だいぶ前なのか、復活しかかっています
感慨深げに、谷を見下ろすGちゃん
拳の裏側の森に入る前にまたシャクナゲ
この後大きな崩壊地を避けるように、登山道は三宝沢の支流沿いに鞍部に向かって登っていきます

この辺はもう裏山的な感じなのだけど、森は深い

最後はあっけなく登山道に出る
道場は、既に地に落ちて、普通のというか、知らない人が来ても、この分岐はわからないと思う

コッチが三宝山
でも、巻き道だと分からなくて左に行く
どんどん下がっていくので、あれって思っていると、甲武信ヶ岳小屋に到着
ホンとは、ここで昼食の予定だったのだけど時間もないので、小屋の門を叩き
ズメめちゃんとしばし談笑
ビール、欲しかったけど諦めて、西沢渓谷を目指す
ほんのりと紅葉
登らなかったけど甲武信ヶ岳

三宝山と甲武信ヶ岳
あっちに行きたいなー


徳ちゃん新道の分岐にて

余裕のはずだったのだけど、何故かギリギリでバス停
脚痛いのだけど、少し走ったりして、何とかビールをゲット
さらば、甲武信ヶ岳
さらば、奥秩父
何とか、バスに間に合ったので、後は帰るだけだね
帰りの電車の中
私は、飲んでいるのだけど、Gちゃんは娘と食事ということで水
今度、行く時は、帰りに飲みましょうね
 
今回は、男二人旅、初めてのコンビでしたが、なかなかしっくりと来ました。
 前回行った、南アルプス大井川源流で、またしても膝痛めてしまい、暫く山も行けないかなと、落ち込んでたんですが、湿布と痛み止めで、何とか誤魔化して、同行のGちゃんに、スローなペースに付き合ってもらっての、やっとの下山。ゆっくり降りたので、思ったほど悪化しませんでしたが、やはり、後で痛みが出てしまい、まだ早かったかなと反省しています。
 甲武信ヶ岳小屋で、ズメちゃんと話してたら、今年の春、赤テープつけ直してくれた方が、やはりいたようで、ほぼ、迷うことなくあがれました。つけ直す前は雪でほとんどテープが落ちてしまっていた状態だったようです。有難い事とで感謝感謝です
 無ければ、何回かは、ロストして、恐らく後、2時間位は余計にかかったかなと、思います、朝出遅れてしまったので、今回のペースでは、確実にバスには間に合わなかったでしょう。

コースタイムは、大体ですが、川又から赤沢出合いまでが、2時間。赤沢出合いから、柳避難小屋までが、2時間。柳避難小屋から滝上迄が2時間位でしょうか。柳小屋までで、ザレバが2箇所程ありますが、大したことはありません。柳小屋から滝上までの間に1箇所悪い所がありますが、迂回もできるので、何とかなります
 滝上から、甲武信ヶ岳小屋までが約5時間、小屋から西沢渓谷バス停までが約4時間といったところでしょうか
テープが、分からないとまだ時間かかりそうですが、暫くは大丈夫だと思います
 2、3箇所悪い所がありますが、慎重に通れば問題無いと思いますが、マイナーで、誰も通らないルートなので、くれぐれも無理はしないように!とにかく、倒木が、多いです