2014年7月17日木曜日

2014 7 11 2度目の富士山 周りは海外の人ばかりでビックリ 

 台風8号がやって来る。7月の台風としては、最強らしい、しかも11日に関東に最も近づくという。やばいじゃないですか!せっかく、蓼科の出張の後休みにして、富士山に登ろうと決めてきたのに。9日10日と日が近づいて来るにつれ、不安はいや増すばかり。蓼科の天気も雨と曇が交互にやってくる感じで、不安定な天気だ。「チョット、コレは無理じゃないですか?」今回が初登山初富士山のN君が何ども聞いてくる。確かに無理だよな~、台風直撃だもんな~
 しかし諦めきれない私たちは、何ども気象情報を確認する。最初は全然だった登山情報がいつの間にか、可というか気を付けて登れば大丈夫に変わっている。おやー?コレはどういう事だ?気象情報を確認すると8号は進路を、早めに変えて東海沖を通過、しかも速度を早めたおかげで、11日には関東を抜けて温帯性低気圧に変わるという。もしかして。行けるのか?大丈夫なのか?
 仕事を無事に終えた私達は、蓼科を出発して富士吉田を目指すことにした。中央高速はまだ大した事なくて、台風を追い越した感じです。
 富士吉田に10日の16時位に着いてみると、台風が丁度お目見えしたみたいで、凄まじい風と雨。車、横転しそうです。まだまだ安心出来ないのですが、腹が減ったので、吉田うどんを食べる事にします。しかし、ランキングの上位の店はことごとく、2時3時閉店でもう開いていません。開いている店もありそうですが、この天気なので探す気になれません。妥協した私達は「うどんの駅」って、店に入ることにしました。風も雨もすごいので、逃げ込んだと言うべきでしょうか。正確には吉田うどんの店では無いのですが、出ているのは吉田うどんです。しかもボリュームが凄すぎです。まあ、大食いなら負けてられないので、果敢に二人共大盛りを頼みます。肉汁うどんと肉きんぴらうどん。出てきたうどんの多さに負けそうですが、ちゃんと完食しました。まっ、そこそこ美味しかったです。安いし。メニューが豊富でユニーク。富士山うどんプレミアムってのもありました。
 お腹がいっぱいになった私達は、北麓の駐車場を目指します。まだ早いのですが、こんな天気だし、早めに行って落ち着きたいので、コンビニで買い出しを済ませて、駐車場を目指します。途中道を間違えたりして、そのおかげで、ストックレンタル出来たりして、無事に駐車場に到着です。駐車料金は¥10001回の料金で出ない限り、料金はこのままです
 着いてみると、何だか台風も収まってきた感じですよー。登山情報も、登山可になってます。というか、良になってます。やったねー。何とかなるもんだ、コレでNくんを連れて行ってあげることが出来そうです。
駐車場に居るのは私たちだけです、まあそりゃそうだわ。まだ、観光案内所が開いていたので、いろいろ話を聞きました。農鳥の意味も分かったし、¥1000の協賛金は任意だそうで、その代わり払えばバッジと携帯トイレが貰えるとのこと。去年は観光客は多かったが登山客は大して増えなかったそうです。トイレ前の一番端の駐車スペースに車を移して、ハムステーキ焼いたりして、プチ宴会を楽しんで、就寝。3時起きで4時半のバスに乗る予定です
 熱くて、少し寝苦しかったけど、雨も上がったし、さてと今日もユルユルとまいりますか
4時半のバスで行こうとしたけど、富士スバルラインが倒木のせいで、通行止めが解除せず8時半まで待たされる羽目に、こんなに天気良いのに、早く行けないとこの駐車場に来た意味ないよー
って焦ってもしょうが無いので、ふて寝する
やっとアナウンスがあって、起きて見ると正面に富士山がバッチリではないですか
ニンマリです

登山口あたり、良く晴れて台風が嘘のようです
車で来たからなんですが、ここで既に2400mくらいありますから
五合目の登山口あたりは、まだまだ緑がイッパイ
いやー、空綺麗だわ
台風一過ってヤツですね

今日の主役はこの人N君、うちの会社の若手
でも最近お腹まわりが怪しい

登り出しが遅いので、雲が上がってきました





バテてます、バテてます
はっきり言って舐めてました。参りました。
N君談










トモエ

8.5合目あたり
何故か8合目がやたらと長い
一体何件の小屋があるんだろう
キャタピラ社のブルドーザー
コレで荷物をあげます
ドウザーブレイドがピカピカ


綺麗なカメムシ
他にもトラなカナブンみたいのも居たんだけど撮り損なった
9合目の鳥居ここから山頂までがまた一段と苦しい
黄昏てますねー
あれ、私もお腹出てます?

もう少しです、頑張

ホントお疲れさんでやんした
放心状態のN君
良く頑張った\(^^@)/
今日のランチ
お湯沸かしただけ

今回は剣が峰は諦めました。時間がありません、雪も残っているみたいだし
怖々とお鉢を覗き込んで帰ることにします

まだまだイッパイ上がってきます


さてと降りますか
実はルート間違えてしまい、須走ルートを少し下ってしまった
でも、雲の向うに海が見えている
やっと、復帰してみると、コレ
ハイウェイの標識のようだけど、登山の標識
雲が湧き上がってきます
しばらく、下山道(ブル道)を行きますが飽きてしまい、吉田ルートに戻る
たちまち、人人人
降りるのもままならない、人少ないから大丈夫かなと思ったけど甘かった

まあ、たまに若い子に遭遇したりして
写真撮ってみたりして
これから、白雲荘に行くらしいのだけど、まだ2時間は掛かるし着いたら真っ暗だよ、いいのかね?
どんどん暗くなってくるのだけど、どんどん上がってくる、しかもほぼ海外の方達
普通のカッコでしかもここはまだ6合目でもう6時回ってます
8合目まで行くというのだけど着いたら9時回ってるだろう
ホント、大丈夫なのか

スーザンとナンシー
多分



富士山の影と月
雲が輝いてます


ワンコ達が行進していきます
もう、暗いです
やっと5合目の駐車場に着きました。もう7時18分
バスがやばいです
でも夕焼けが綺麗です
こんなに遅いのに、駐車場やレストランや土産物屋はギラギラ
富士山て、他の山とは全然別物なのですね
世界遺産という観光地なのです
痛感しました
日本人ほとんど居ないし
あんなに沢山ある小屋も見方を変えれば、どこか違う日本とは思えぬ存在感
でも、欧米の方には、ここのベットや雑魚寝はあまりに狭いだろうに
夜に沈もうとしている、富士山
この後、下山して河口湖の方から見上げてみると
吉田口のルート沿いに街灯のように小屋の明かりやヘッドランプが蠢くのが見えました。
今回は台風のおかげで、全く混んでいない富士登山が楽しめましたが、下山の時には既に通勤ラッシュの階段の昇り降りのような、混み具合
9:15登り出しで帰ってきたのが19:15約10時間で往復、N君にはホントきつかったと思います
 まあ、しかし初めての登山だったN君が大きなトラブルもなく戻って来れたこと、ダメだと思った天気も回復、そして大きなめぐみをくれたこと(空いてた)
これだけで、感謝すべきこと
山の神様有難うございました。感謝感謝です
さてN君今度は何処に登りますか
高尾山?筑波山?行けなかった八ヶ岳?
8月にまたどこか行きましょう