2012年10月21日日曜日

2012.10.17~19 奥秩父 金峰山から、甲武信ヶ岳 東アルプス縦走、やっと継りました。晴れるはずだったけど、2日目は台風だったけど、最後は快晴で、マル

 今週暇だよって、うちの会社のK氏(一応代表取締役)に告げられた私は、迷わず山行きますと即答。何日休めるんですか?3,4日だね~!取りあえず、3日は休めそうなので、雪が降る前に行っておきたかった、東アルプス未踏の縦走路(勿論私が)、金峰山山から、甲武信ヶ岳に至る、稜線を歩くことにしました。4日休めるなら、南アルプス南部も考えたのですが、チョット休みがはっきりしないので、紅葉もそろそろ見頃かな~と、ちょっぴり期待して、ザックに先週の山メシの残り物やら、厚手のシェラフやら詰め込み、ずっしりと重くなったザックの脇にいつものようにネギを差し込んで、明日は5時に起きて韮崎にいくぞー、と意気込んで寝たけど、朝一度起きたが二度寝してしまい、出発は9時(´△`)
 ま、今日は富士見平のテンバまでいければ良いのさ!と、自分を慰め駅までの道をトボトボと行くのでした。朝は快晴だったけど次第に右肩下がりな空模様。ま、何とかなるでしょう。未踏の稜線と、紅葉に期待して、今日は一人、ユルユルと行きますか~


 韮崎から出ている、北斗交通のバス、路線が変わってから初めて乗ったのですが、運転手さんのガイド付きで、結構楽しめます。11月の23日までは毎日運行で、本数も多いし、韮崎駅から瑞籬山荘(登山口)まで直通なので、助かります
登山口
途中で見つけた、「チーズ岩」見えませんか?
結構な岩屋、泊まれますね
シャンリーン
 テンバに着いて取りあえず、小雨と強風の中、ツェルトとタープ設営、変わり映えしないじゃこ天でカンパ~イ
 風は強かったんですが、思ったより寒く無かったですね!でも、一晩中バサバサと揺れていました
 最近の定番。塩麹水だき。残り物だったので、ちと鮮度に不安がありましたが、無事に完食。この後、すいとんで〆
 相性抜群、激うまです(´∀`)
富士見平小屋。ご主人(相川さん)に会うの楽しみにしていたのですが、お留守でした
 針葉樹林帯を行きます。紅葉、まだまだでしょうか
 大日小屋
大日小屋、前より綺麗になった気がするけど、覗かないで行きました
 大日小屋のすぐ上、チョット色付いています
針葉樹林帯の中、大きな岩や木の根っこの段差を超えていくと、ぱっと明るくなって(今日はそんなでもないですが)稜線に飛び出します。砂払の頭、ガスってます
 切り立った稜線もガスでやんわり
 たまに、霧が切れて、結構紅葉来てますねー、チョット目を離すと直ぐに霧に隠れてしまいます。風が速いんです
ちらっと、見えるのがまた良いですね
五丈岩もぼんやりです
金峰山山、頂寒いです!スープと、羊羹で食事そそくさと、大ダルミ峠に向います
ここからは、初めてのトレール、岩潜って行きます
良く分からないけど、ケルンを積むと土石流の原因になるらしい、ムムム
レンズが雨で滲んでますが、これも又良し、鉄山
朝日岳。トレールは、下りのハズなのに結構な登りがあって、大変です。逆に上りも大差なさそうなので、割と楽なのではないでしょうか
大弛小屋。ここに泊まろうか悩みましたが、ご主人も留守だったので、どこまで行けるか分からないけど、進むことにしました。倒れるまで行く覚悟です。運が良ければ甲武信ヶ岳までイケるかも、てか行きたい。うーん、でも無理だろうな。先行き不安
峠からは木道が続いています、凄く綺麗でびっくりしました。峠からピストンで登る人も多くて、足元もそれなりな人が多いのでしょうか?
ちらっと、また霧が晴れ。あれは黒金山か?
小一時間で着きます。前国師岳
何故かえらく飛んで国師ヶ岳
また、滲んでますがだんだんと奥秩父らしくなっていく気がします
でっかい!誰が抱きついているのかしら
東梓。この辺から、泊まるとこ本気で探し始めましたが、何しろ風が強くて、なかなか良い所が見つかりません、結局17時くらいまで、歩いてしまい。満足のいくところは見つからなかったので、諦めて、適当に設営、張ってる途中から、暗くなるし、無茶苦茶寒いし、ああ、やっぱり、大弛小屋に泊まれば良かったかなと悔やんだけど、今更後の祭り。雨と強風で揺れるは寒いはの、ツェルトの中に、倒れ込むことに!ああ、さむうい(T_T)

とはいえ、嘆いてもしょうがないので、晩飯作成。こんな日は、FDだ!アマノフーズの香るグリーンカレーとアルファ米で、お手軽カレーライス、でもこれが非常に美味、ボーノボーノo(^▽^)o
 ツマミに、K&Kの缶つま、ぶりのあら煮をあっためてネギと七味で薬味して、熱うい、お湯割り飲めば、外の地獄も忘れて何時しか眠りへ!今回持ってきた焼酎は「国分」すっきりして、美味いです。
そして、寒さで目を覚ましてみればツェルトから足がはみ出てシェラフは濡れ、風面は結露した所が凍り、悲惨なことに!シェラフカバー忘れたからなー、当然といえば当然です。しかも、設置した場所が、悪すぎる。狭いし傾いてるし(;´Д`)
 ヤケクソで少しお湯割り飲み直して、無理やり寝ました
3日目の朝、雨は止んだが、風は依然収まらず。目は覚めたけどしばらくふて寝、寒くて起き上がれません、うだうだして7時起床。のろのろと撤収。タープもツェルトも見事にバリバリ、収納できません、朝飯も食わないで、8時半に出発。暫くは寒い寒いの連発、濡れてるとイカンです
それでも、今回初の富士山に、ニンマリ
稜線と稜線のあいだにポチ、しかもホンノリ紅葉。良いですね~
富士見から水師の途中、イイ森です
ここも、水師の途中
水師がチラリ、この先急登です



水師までは直登の急登
水師山頂、何もない。空が見えるだけ
水師山頂から少し下ると、目の前に、甲武信ヶ岳と木賊山
そしてここからも、素敵な富士山
千曲川源流の分岐
快晴の甲武信ヶ岳 実は初めて。いつもガスってたんです
歩いてきたトレール。遠くに五丈岩が見えます
八ヶ岳方向、このあたりは紅葉進んでますね
南アルプスが良く見えます、昨日の雨は向うでは雪だったようです。かなり降っています。行かなくて良かったような、行ってみたかったような…
富士山も5合目くらいまで雪でしょうか

木賊山
甲武信小屋、静かでした
木賊山からの甲武信ヶ岳、右は三宝山
甲武信ヶ岳まで届けば、あちらから下山の予定だったんですが、やはり寝坊はいけませんね、反省

戸渡尾根から西沢渓谷

黄色、今年は赤が綺麗。黄色は淡いです
戸渡尾根から
もうすぐ、徳ちゃん新道の登山口
ああ、綺麗だ

今回の山旅は、安定しない天気で、台風もきてしまい、ハードになってしまいましたが。それはそれ、3日目は冴え渡る快晴の秋晴。終わりよければ全て良し(^-^)
 雨対策を怠ってしまったので、チョット辛いテンパクになってしまいましたが、終わってみれば美味しいお湯割りが飲めて幸せかなと!
 でも、スピードがイマイチ上がらずまだまだ、体力が回復していないのか、それとも老いたのか?甲武信ヶ岳に1日でたどり着けないとは思ってもいなかったので、ショックでした。10時間位で活動限界来てしまうし、情けないです。下方修正せんといけんです
 紅葉には少しだけ早かったみたいでしたが、赤、黄、緑、青が織り成す景色は、輝きがあって、それはそれで見応えがありました、紅葉のいい時期がまだ残っている内に、また山に浸りに行きたい、と思いました

1日目 瑞垣山荘(登山口)14:30‐富士見平小屋15:20
2日目 富士見平小屋6:30‐大日小屋7:20‐砂払の頭9:00‐金峰山山頂9:45‐鉄山10:45‐朝日岳11:20‐大弛峠12:30‐国師岳13:35‐国師のタル15:25‐東梓16:08‐両門の頭のチョット手前かな(テンバ)17:00位
3日目 テンバ8:30‐両門の頭8:55‐水師10:10‐甲武信ヶ岳10:55‐甲武信小屋11:20‐食事12:05‐木賊山12:25‐登山口15:00

韮崎12:50‐瑞垣山荘14:20 山梨峡北交通 ¥2000
西沢渓谷15:40‐塩山16:40 山梨貸切自動車 ¥1000