2011年8月6日土曜日

2011.7.31 甲州高尾山

 またしても、突然の休み。Yちゃんと栗ちゃんに声をかけてみたら、栗ちゃんが行けると言うので、18切符が使えて、日帰りできる山ということで、前から気になっていた、甲州高尾山に決定です。もう少し遠い山も検討したけど、手頃なのが思いつかなくて、ここにしました。マラソンでは何回も来ている、勝沼ぶどう郷から登り出しで帰りも同じ駅です。軽く登って、下山したら「天空の湯」でサッパリして帰るという、お手軽登山の予定でしたが、思ったよりもきつい山で、おまけに私の膝がイマイチなので、下山したら、もう夕方。足はガクガクになってしまいました。
歩き出しの、大日陰トンネル遊歩道。ちょっと前まで実際に使われていた、中央線のトンネルです。中はヒンヤリで、隧道工事当時の資料が待避用の窪みに展示してあります。


当時の緊急連絡用の電話


SLの時代から使われているので、天井はすゝで真っ黒


 大日陰トンネルを抜けると、また当時のトンネルがあるのですが、ここはワインカーブとして使われていて、個人用、ワイナリー用のラックを合わせると確か20万本程のワインが眠っているそうです。室温は夏で16°前後、冬で12°前後に保たれているそうです。


 ハキダメキク


 登山口は一度20号まで出て、大善寺の横から登り始めます。50分ほどで最初の鉄塔につきます。きつい上りだし、道が荒れてたりで、結構苦労します。




茶臼山と蜂城山


キキョウがポツポツ咲いていた、そして何故か蕨と漆 がいっぱい 宮石山(剣ヶ峰)の奥に甲州高尾山、棚横手と続いています。
稜線の右側の木がまだ若いのは、2度の山火事のせいで、割と最近の話だそうです。






山頂にはリョウブ


甲州高尾山山頂1106m よほど辛かったのか栗ちゃん、倒れ込んでます。


今日の料理は、最近の定番「ペンネ・アラビアータ」仕上げにイタリアンパセリを散らして出来上がり。ワインもパンもチーズも持ってきたので、祝ご結婚で金麦で乾杯してから軽く宴会突入。雨が降りそう雨だったので、タープも張って1時間半ものんびりしました。


時間も遅くなったので、大滝山には行かないで、分岐を左に下山。下山になると足が痛みます。路傍で静かに微笑む石仏に癒されます。


大きなヤマユリ


カラマツソウだとおもうのだけど、線香花火のようです


ヒヨドリバナかな?、まだ弾けてません


オカトラノオ


オオヤマボクチの蕾


大滝
近くまで行くのが大変でした。その割にはショボクテがっかり


大滝不動尊、立派ですが、もう人は居なくて、荒れ始めてます。




林道脇のコゴメグサ。ちょっと行くと水場が有りました。


三光寺の大杉樹齢およそ700年、幹周り6m、高さ20m




大きさも素晴らしいですが、勢いがあってまだまだ元気で壮年といった所でしょうか、ぽつんと座る栗ちゃんが小さく見えます。


ぶどうの丘から見た甲州高尾山。歩いてきた稜線が良くわかります。勝沼の街もよく見えます。見渡す限り、ぶどう畑です。やっと「天空の湯」に着きました。さてとお風呂に入りましょう。


風呂上がりに、駅方面の看板に従っていくと、桜並木と思いきや、駅です。 旧というか、ちょっと前までは勝沼駅だったよねえ。いつからぶどう郷に変わったんだろうか?本線の手前に残されている、勝沼駅の乗り場。真直に大日陰トンネルに続いています。



勝沼ぶどう郷駅(10:00)‐大善寺登山口(11:00)‐鉄塔(11:40)‐剣ヶ峰(12:40)‐甲州高尾山(12:50)ー分岐(14:50)‐大滝不動尊(15:25)‐三光寺(16:55)‐天空の湯(17:10)



天空の湯¥600 リカーブ(試飲)¥1100

今日は、足痛いのに来ちゃったから大変でした。登りは全然大丈夫だったんだけど下りはからっきしダメで、栗ちゃんに迷惑かけてしまいました。と言いながらも、電車の中で酸っぱくなったワインを飲んで、八王子で打ち上げ。呼び込みのにーちゃんに誘われるままに入った居酒屋でしたが、揚げ物しかない店でしたが、取りあえず唐揚げは美味しかったので、カンパーイ!おつかれさまでした。