2013年10月19日土曜日

2013.10.12~13 初秋の庚申山 庚申山荘での宴会付き登山

 男体山に登った時に、下山後お世話になった方が、皇海山は庚申山荘に泊まっていくのが良いよーって言っていたので、行ってみたいなーと、言ってたらYちゃん行きましょうかって事になり、堀山の家に御一緒した、SさんとKさんも一緒に行くことになり、初秋の皇海山の紅葉と庚申山荘での宴会を楽しむ山行きになりました。
 色々調べた結果、皇海山往復はかなり時間が掛かるとということが分かり、熟考の結果勇気ある撤退を選択。つまるところの手近な庚申山往復を選択。でも中々どうして庚申山も手強かった。軽い気持ちで登り始めたのですが、かなり苦戦。御陰で山登りも楽しめる山行きとなりました。
 心配だった天気も当日は暑いほどの秋晴れスタート
 電車の旅も楽しみつつ、気がつけば通洞駅。タクシーに15分ほど揺られるとそこは登山口の銀山平、まーだ紅葉には少し早い感じだけど、今日は庚申山荘に行くだけだし、さてと、今日もユルユルと行きますか
桐生からわたらせ渓谷鐵道に乗る。トロッコ電車やSLもあるみたいだけど、コレはノーマル

車内販売。色々売っているのだけれど、残念ながら酒は無し
少し位売っていても良いのでは(笑)
途中の水沼駅。駅構内に温泉がある 
銀山平に到着。カジカ荘で登山届と宿泊代¥2000を前払いする。タクシー代は¥2600程
帰りも、カジカ荘でタクシーを呼んでもらえる。
銀山平。カジカ荘。
ゲートをくぐり、林道を行くとヌタ場。猪か鹿か
クサギ満開
1時間程で一の鳥居に到着
近いので七滝を見に行く。Sさんがストックを落としてしまう。回収しようと思ったが出来なかった。残念。
イワタバコがびっしりの三角の岩
皆さん行く、行く。
この山はこんな風に岩の上に木が生きている。どうしてなのかは分からないが笹の海に浮かぶ小島に椰子があるみたいに、岩に根を張る木々達。
しばらく行くと仁王門
脇には山ぶどうがイッパイ。帰りに少し頂いて帰りました。酸っぱくてオイシー
イイですよね~
陽が落ちてきてだんだん寒くなり、まだですか~!って叫ぶ
もうすぐですよ、多分
庚申塚って全国にありますよね
ここが総本山なのでしょうか
コレ凄い、檜の大木が岩の上に聳えている
山荘の管理人さんに聞いたら、植樹された檜で最後に残った木なのだとか
昔、丸裸にされた時も岩の上の木は残されたらしくて、この木はその時の生き残り
目を閉じればその時の景色が見えてくるようです
もし、この山に登ることがあったら、びっくりしてください
庚申山荘、やっと着きましたね。もう、寒い
という訳で、暖房費¥200を払って寝床を作り、宴会開始
一番手前のワインの横がササミジャーキーと生ハム、時計回りで干し筍の煮物、地ものの枝豆、その右隣がイカの煮付け(Kさん)、アケビの皮の煮物、ワインの上に隠れているのはタコのマリネ
皆さん、ご馳走ありがとうございます、
今回のメインは、シンプルにポトフ。下で仕込んできた塩豚に、じゃがいも、人参、大根、玉ねぎ。自家製のイタリアンパセリとオレガノ。ブーケガルニとブイヨン少々。
あまり、山の料理では無いのですが、塩豚が美味しくて持ってきてしまいました。
優しい味に仕上がりました。ボーノボーノ
しかし。この時点でまだ皇海山山から戻って来ない人がいて
皆で心配してましたが7時くらいにやっと生還。思った以上に時間がかかったそうで、明かりを持っていくのをつい忘れてしまったそうで、最後は携帯の明かりで帰ってきたそうです。
彼が帰ってきた時は思わず全員拍手が起こりました。
良かったけど、やっぱり山舐めてはいけませんね
その後その彼やら同室の女性も交えて宴会
酒が進みます。
夜は更けてあって間に消灯
美味しいお酒飲んだので、直ぐに夢の国へ
でも、夜中に目が覚めてしまい、一人酒
寒いので、また布団に直行
でも、山荘から見えてた星は凄かった
若干1名トイレ登山で遭難者が出てたみたいですが、無事に夜は更けて行きました

朝の山荘。良く見ると後ろの岩が凄い
実は、ここを登るのだ
結構、ハードです
ほとんどの人は4時半か5時には出て行きます。
そうです、皇海山は遠いのです
私たちは7時出発の予定なので、ゆっくり起きて朝ごはんを食べてからの出発です
お決まりの、コース間違い10分
皇海山からの戻りコースに進んでしまいました
その後山荘の裏に向う
岩と紅葉、ドキドキしますね
真っ青な空に紅葉と岩
落ちてきそうな紅葉、チョット早いですね。でも、きてるー
( ´∀`)


くぐり岩
岩が凄い
おっと、富士山が
筑波山が見えてます
いつものお遊びショット
岩場が終わるとこんな感じの笹の中を上がって行きます。
だんだん寒くなってきた
途中で見つけた秋

登らなかったけど、皇海山と鋸山
行きたいですよー
振り返ると、男体山やら白根山

庚申山山頂に戻ります
見晴らしポイントは、山頂から5分ほど行ったところにあるのです
庚申山
何だか、秋してます
三角点、いいですねー
岩の間を行きます。柔らかい岩だから、削ったりしたんだろうな~
変わった形のハシゴ多し
ここも凄い
滝のように水が滴っている裏を通っていくのですが、ボリュームが凄くて圧倒されます

今にも落ちてきそうな岩
ノッケカラこんなのが出てくるので
圧倒されます
思ったより、時間が掛かってしまいましたが、何とか山荘まで戻って、Yちゃんのサンドイッチでランチ、パンも2種類あって、凝ってます。NZの紅茶も入れて大満足のランチです
山荘でトイレと想っていたら鍵が掛かっていて使えず
おかしいな~、と思ってたら勝手に鍵がかかってしまうのだそうで
アセリマシタ
さてと、お腹も一杯になったので、降りますかね
淡い、秋色
好きなんですよね
上りには気づかなかった、
パワースポット?
今回一番多かった山ぶどうの葉っぱ
登山道にはずっと
山ぶどう
一番早い秋でした

銀山平まで下山して、お風呂
時間が無くてササって入ってしまいましたが
いいお湯でした
タクシーを呼んでもらたら、朝と同じ運転手さん
よかったーって、言ったら、朝のお客さんだと思いましたよ、だって(´∀`)
何だか、嬉しい
通洞では無くて1つ先の駅に送ってもらい、¥2600
助かります
無人駅で、片付けしながら電車待ってると、一両で到着、味はあるけど満員で立ったまま桐生まで行く羽目に。増量してくださいって感じです
ホロホロしながら桐生まで揺られ、いい感じで帰ります
山も良いけど鉄旅も良いね~
桐生でJRに乗り換えて小山へ
小山で、駅蕎麦。「きそば」というものらしい。
どーってこと、無いんですが美味しいんですよ~
替え玉がうどんもそばも出来て¥150
みんな、替え玉して満腹
出汁がいいのかな~
美味しいです
以前仕事で結城に行った時に
食べたら美味しかったので、待ち時間に頂きました。

今回最初の目的だった皇海山には行かなかったので、いつか行こうと思います
今度は2泊でしょうか、それとももっと日が長い時に行くか
紅葉にはチョット早かったですが、いい雰囲気が味わえました
山荘も大きくて綺麗でいい感じでした。
今回もCTとかは無し
山と旅と山友に感謝です

2013年9月14日土曜日

2013.9.9~10 巻機山 ギリギリで何とか18切符を消化、思い切って2枚使って魚沼の名山にイドム

 8月の末にやっと、3枚目の18切符を使ったものの、まだ2枚も残っている、しかも仕事が結構忙しいいので、思うように切符を消化というか、利用して山に行けない。このまま、2枚残して売ってしまおうかなとも、思ったのだが、チケット屋で、¥2500と言われて、それもできずに気付けば週末、でも日曜日は休めないので、どうしようと思っていたのだが、最終日の10日に休めることになり、9日の日も早く仕事が終わったので、一度自宅に戻って支度して夕方エイやって電車に飛び乗ってしまった。乗ってもまだ何処に行くか決めていなくて、取りあえず、土合までは行ってその先はまた考えよう!
 一応、候補としては、谷川岳縦走か、日光白根山縦走して、奥日光に抜けるか、六日町まで行って次の日の朝イチで巻機山ピストンするか、ってところまでは考えていたのだけれど、体調や天気のこともあるので、どうしようかなと(^-^) まだ時間はあるからワインでも飲みながら考えようと、出掛ける時にスーパーで買ってきたワインと大宮の駅ナカで買ってきたパンかじりながら出した結論は、よーし巻機山にしてやろう、登ったことないし、天気も大丈夫そうだし、行けるとこまで電車で行ってしまえー
 但し、夜遅くに駅に着くので登山口近くのキャンプ場までは行けそうにないので、駅に泊まらせてもらうことにしようw高崎辺りから飲み始めたのだがだんだんに、テンションが上がってしまったのだろう、いつもの何とかなるじゃろ(´∀`)攻撃に出てしまった。
 谷川岳のトンネルをいい気持ちで越え、越後湯沢の駅で酒買い足したりしながら、酩酊の度合いを深めながら、何とか忘れ物もせずに六日町の駅で下車。
 もう、10時半である。六日町駅は2回ほど来たことがあるので何となく覚えていたのだが、降りてから駅員さんに聞いてみると、大丈夫ここはシャッター閉めて追い出したりしないから。と温かいお言葉。エレベーター前のベンチが雨も風も吹き込まないから、イイよ~。おお、越後湯沢とはエライ違いだ。安心した私は携帯で調べて駅でて150mくらいのところにコンビニ在るのを確認しておいたので、夜食にと、ハムステーキと、金時豆。お酒を少し買い足して、今季2度目の駅泊。早い話が野宿。いい歳したおっさんがこんなことしててはイカんなーとは思うのだが、夜中に登山口の民宿に行くのもなんなので、アルコールで頭を占拠させて、気持ちよく夢の国へ、寒いどころか暑くて寝袋剥いでしまった。
 つぎの日はスッキリとした目覚めとは行かず、暑くて目が覚める、空模様はっきりとしないけど、晴れ間が覗いている。すぐ横のトイレで顔を洗い、荷物をパッキングして駅のロータリーにある、バス停にザックを置いて、頭が(*´Д`)スッキリしないのでコーラ飲んでいると、バスが来た。6:55発清水行きのです。どうもシャキッとしないので、運転手さんに行き先だけは確認して後ろの席で眠りこけてしまう。
 ウツラウツラしながら、時折窓の外を見るともなしに見ていると、雨で倒れた稲穂がやたらと目立つ。前風そんなに酷かったのかな、と思っていると30分ほどで清水に着いた。帰りのバスが1時半と18時半しかない。から荷じゃないので到底13時半には間に合わないだろう。でも事前にバス会社に確認した話だと歩いて次のバス停まで出ると本数があるとのこと。運転手さんに聞いてみると、清水のバス停から真っ直ぐ下れば確かにアルト。18時半のバスでは六日町の普通列車の最終17:26に間に合わないのである。
 3時くらいまでに降りてこないとあきませんな~
 という訳で、行き当たりばったりで来てしまった巻機山だが、マズマズの天気だし、関門はあるしで、モヤモヤした頭でうだうだしているわけにもイキマセン!身支度してGO!ガンガン、イコウ!
 
前日、大分酔っ払った体で土合でホームに降りて果敢に列車を撮る
寒い{{ (>_<) }}
清水のバス停から40分ほどで尾根コースの登山口へ
さてとまだ、フラフラしてるけど、ガンガン行きますか
天気好くなってきた
カニコウモリじゃないな、なんだろ
若いけど気持ちの良いブナの林が続いています
清々しい
五合目から大源太山がちらり、谷川岳は雲の中、地図も忘れたので、一緒になったご夫婦に、地図で確認してもらう、間違えてないみたい
雪が多いんだね~、登山道のブナたちは根曲がっています、リフトで上まで運んでくれそうですよ
随分とプロポーションが素敵な方です。ミニ履いてる?
タクト振ってます。森の音楽が聞こえてきます
羽アリがびっしり
リョウブが盛いい匂いがしています
6合目から見える沢コースと割引山
沢コースは危険なので、降りには使わないようにとありました
登りには使ってみたいけど、今日はダメ
時間が足りません。次は沢コースかな
鉈目アリ、全く判読不能。鉈目なのか模様なのか判別しにくい程
他にもアイアイ傘とかも発見

登山道なんだけどいい感じに、ぶな達が出迎えてくれます
赤い実
7合目からのニセ巻機
ナナカマド
まだまだ、重い雲
手が届きそう
雲がイッパイ湧いて来た

ニセ巻機への道
右に牛ヶ岳と巻機山、前方に割引山を見ながら
楽になった道を行く
ニセ巻機と割引山
ニセ巻機山頂
真ん中の登山道の先が巻機山だけど、はっきりしない
 割引山から牛ヶ岳までの山容すべてを巻機山と呼ぶべきものらしいが、全部には登れなかった
山頂をすべてなぞって初めて登ったと言えるのでしょうか?
ニセ巻機からのそれは、沢や森を纏い一服の絵画というべきなのでしょう
沢や森の絶妙な配置が私の目を楽しませてくれました
白赤白
イワショウブかな
避難小屋から少し下って行く水場
絵画の中にあった沢でした。
美味しい水、頂きました


水場に行く途中にキンコウカのお花畑が広がっていました。
ボーノくろまめちゃん発見
でも、わずか
避難小屋越えてひと登りすると、池塘
逆さ巻機山(笑)
最後のキツイ階段を登ると、巻機山山頂です
360度の展望の筈ですが雲が多くて、ハッキリしませんねー
越後三山や、平ガ岳は後ろに。朝日岳から谷川岳が左前方に、苗場山は正面に見えるはずですが、うーん、モヤット!
雲があっても良いですね~
眼下にさっきの池塘が見えます
山頂の水分が出てるのかな
避難小屋
最近立て直したそうで、中はとても綺麗だし、2階もあって泊まりの方たちが、既に寛いでらっしゃいました。バイオトイレが設置されていて、し終わったら、自転車こぐようにとありました。
前に20回後ろに10回。しっかり漕がせて頂きました。
避難小屋から振り返る
ナナカマドと巻機山、牛ヶ岳
ニセ巻機への登り返し
木道がダラダラと続きます
周りはのお花畑
山はもう秋の気配が忍び寄っています
苗場山方面、コバイケイソウが立ち枯れています
雲が増えてきました
一雨来そうです
さてと、ここからずっと降りです
2時間で降りなければなりません
カメラはしまって、ストック出しましょう
下りは嫌いです、膝が泣きいれてきます

頑張った甲斐あって、避難小屋から2時間程で下山、5合目あたりでいつもは痛くならない左膝が痛くなってきたのですが、だましだましの下山。最後の方は踏ん張りきかなくて、何回か、転んでしまいました。怪我はしませんでしたが、急いで降りると膝にこたえます。
 水場で、身体洗いたいところですが、顔洗ってそのまま清水のバス停へ、そしてそのまま次の停留所へ。電話で確認したら次のバスは16時半だそうで、このままいけば間に合いそうです。でも空模様は怪しくて、ポツポツと雨が降ったり止んだり。カッパ出すほどじゃありませんが不安です。

 下を向いて歩いていたら、ププーとクラクション、脇に避けたら、良かったら乗っていきますか?振り返ると、山で前になったり後ろになったりして、色々おしゃべりしていた、ご夫婦。窓からニコニコ笑って手を振っています。私は素直に、良いんですか?お願いします。と返事していました。バス停まで乗っけてもらうつもりだったのですが、目的のバス停が良くわからないので、何処がそれなんでしょうねって話しているうちに、そこそこ下ってしまった挙句、土砂降りになってしまいました。、正直何処だか分かりませんと言ったら、六日町の駅まで送ってくれるというので、ありがたく乗せてもらいました。
 お二人は熊谷から来ているそうで、月一位のペースで山に行くんだそうです。
 仲の良いご夫婦に出会うと嬉しくなります。送ってもらう車中で、稲穂の倒れているワケを教えてもらいました。娘さんが農家に嫁いでいるそうで、教えてもらったんだそうですが、コシヒカリって品種は茎が弱くて強い雨や風で倒れてしまうんだそうで、そうなると、等級の低いお米になることも多くて、大変なんだそうです。その上稲穂が重すぎるので余計に倒れやすいんだそうで。
 そうでした、ここはアノブランド米の産地、魚沼ではありませんか。まあ、最初に気付けよって事ですよね。
 送って頂いたご夫婦に感謝です

清水7:30-登山口8:20-5合目9:10-避難小屋11:30-山頂12:00-避難小屋12:20-昼食13:05-
登山口15:00-清水15:30

六日町-清水 南越後観光バス ¥560(ザック代含む)
沢口?-六日町

六日町はまだ歴史の浅い温泉街ですが、良く見ると数多くの温泉が湧いています。
足湯も3箇所程あり、勿論無料です。詳しい情報は六日町観光案内所
登山や観光は魚沼市観光協会のHPがいいかもですね