8月の末にやっと、3枚目の18切符を使ったものの、まだ2枚も残っている、しかも仕事が結構忙しいいので、思うように切符を消化というか、利用して山に行けない。このまま、2枚残して売ってしまおうかなとも、思ったのだが、チケット屋で、¥2500と言われて、それもできずに気付けば週末、でも日曜日は休めないので、どうしようと思っていたのだが、最終日の10日に休めることになり、9日の日も早く仕事が終わったので、一度自宅に戻って支度して夕方エイやって電車に飛び乗ってしまった。乗ってもまだ何処に行くか決めていなくて、取りあえず、土合までは行ってその先はまた考えよう!
一応、候補としては、谷川岳縦走か、日光白根山縦走して、奥日光に抜けるか、六日町まで行って次の日の朝イチで巻機山ピストンするか、ってところまでは考えていたのだけれど、体調や天気のこともあるので、どうしようかなと(^-^) まだ時間はあるからワインでも飲みながら考えようと、出掛ける時にスーパーで買ってきたワインと大宮の駅ナカで買ってきたパンかじりながら出した結論は、よーし巻機山にしてやろう、登ったことないし、天気も大丈夫そうだし、行けるとこまで電車で行ってしまえー
但し、夜遅くに駅に着くので登山口近くのキャンプ場までは行けそうにないので、駅に泊まらせてもらうことにしようw高崎辺りから飲み始めたのだがだんだんに、テンションが上がってしまったのだろう、いつもの何とかなるじゃろ(´∀`)攻撃に出てしまった。
谷川岳のトンネルをいい気持ちで越え、越後湯沢の駅で酒買い足したりしながら、酩酊の度合いを深めながら、何とか忘れ物もせずに六日町の駅で下車。
もう、10時半である。六日町駅は2回ほど来たことがあるので何となく覚えていたのだが、降りてから駅員さんに聞いてみると、大丈夫ここはシャッター閉めて追い出したりしないから。と温かいお言葉。エレベーター前のベンチが雨も風も吹き込まないから、イイよ~。おお、越後湯沢とはエライ違いだ。安心した私は携帯で調べて駅でて150mくらいのところにコンビニ在るのを確認しておいたので、夜食にと、ハムステーキと、金時豆。お酒を少し買い足して、今季2度目の駅泊。早い話が野宿。いい歳したおっさんがこんなことしててはイカんなーとは思うのだが、夜中に登山口の民宿に行くのもなんなので、アルコールで頭を占拠させて、気持ちよく夢の国へ、寒いどころか暑くて寝袋剥いでしまった。
つぎの日はスッキリとした目覚めとは行かず、暑くて目が覚める、空模様はっきりとしないけど、晴れ間が覗いている。すぐ横のトイレで顔を洗い、荷物をパッキングして駅のロータリーにある、バス停にザックを置いて、頭が(*´Д`)スッキリしないのでコーラ飲んでいると、バスが来た。6:55発清水行きのです。どうもシャキッとしないので、運転手さんに行き先だけは確認して後ろの席で眠りこけてしまう。
ウツラウツラしながら、時折窓の外を見るともなしに見ていると、雨で倒れた稲穂がやたらと目立つ。前風そんなに酷かったのかな、と思っていると30分ほどで清水に着いた。帰りのバスが1時半と18時半しかない。から荷じゃないので到底13時半には間に合わないだろう。でも事前にバス会社に確認した話だと歩いて次のバス停まで出ると本数があるとのこと。運転手さんに聞いてみると、清水のバス停から真っ直ぐ下れば確かにアルト。18時半のバスでは六日町の普通列車の最終17:26に間に合わないのである。
3時くらいまでに降りてこないとあきませんな~
という訳で、行き当たりばったりで来てしまった巻機山だが、マズマズの天気だし、関門はあるしで、モヤモヤした頭でうだうだしているわけにもイキマセン!身支度してGO!ガンガン、イコウ!
寒い{{ (>_<) }}
清水のバス停から40分ほどで尾根コースの登山口へ
さてとまだ、フラフラしてるけど、ガンガン行きますか
天気好くなってきた
カニコウモリじゃないな、なんだろ
若いけど気持ちの良いブナの林が続いています
清々しい
五合目から大源太山がちらり、谷川岳は雲の中、地図も忘れたので、一緒になったご夫婦に、地図で確認してもらう、間違えてないみたい
雪が多いんだね~、登山道のブナたちは根曲がっています、リフトで上まで運んでくれそうですよ
随分とプロポーションが素敵な方です。ミニ履いてる?
タクト振ってます。森の音楽が聞こえてきます
羽アリがびっしり
リョウブが盛いい匂いがしています
6合目から見える沢コースと割引山
沢コースは危険なので、降りには使わないようにとありました
登りには使ってみたいけど、今日はダメ
時間が足りません。次は沢コースかな
鉈目アリ、全く判読不能。鉈目なのか模様なのか判別しにくい程
他にもアイアイ傘とかも発見
登山道なんだけどいい感じに、ぶな達が出迎えてくれます
赤い実
7合目からのニセ巻機
ナナカマド
まだまだ、重い雲
手が届きそう
雲がイッパイ湧いて来た
ニセ巻機への道
右に牛ヶ岳と巻機山、前方に割引山を見ながら
楽になった道を行く
ニセ巻機と割引山
ニセ巻機山頂
真ん中の登山道の先が巻機山だけど、はっきりしない
割引山から牛ヶ岳までの山容すべてを巻機山と呼ぶべきものらしいが、全部には登れなかった
山頂をすべてなぞって初めて登ったと言えるのでしょうか?
ニセ巻機からのそれは、沢や森を纏い一服の絵画というべきなのでしょう
沢や森の絶妙な配置が私の目を楽しませてくれました
白赤白
イワショウブかな
避難小屋から少し下って行く水場
絵画の中にあった沢でした。
美味しい水、頂きました
水場に行く途中にキンコウカのお花畑が広がっていました。
ボーノくろまめちゃん発見
でも、わずか
避難小屋越えてひと登りすると、池塘
逆さ巻機山(笑)
最後のキツイ階段を登ると、巻機山山頂です
360度の展望の筈ですが雲が多くて、ハッキリしませんねー
越後三山や、平ガ岳は後ろに。朝日岳から谷川岳が左前方に、苗場山は正面に見えるはずですが、うーん、モヤット!
雲があっても良いですね~
眼下にさっきの池塘が見えます
山頂の水分が出てるのかな
避難小屋
最近立て直したそうで、中はとても綺麗だし、2階もあって泊まりの方たちが、既に寛いでらっしゃいました。バイオトイレが設置されていて、し終わったら、自転車こぐようにとありました。
前に20回後ろに10回。しっかり漕がせて頂きました。
避難小屋から振り返る
ナナカマドと巻機山、牛ヶ岳
ニセ巻機への登り返し
木道がダラダラと続きます
周りはのお花畑
山はもう秋の気配が忍び寄っています
苗場山方面、コバイケイソウが立ち枯れています
雲が増えてきました
一雨来そうです
さてと、ここからずっと降りです
2時間で降りなければなりません
カメラはしまって、ストック出しましょう
下りは嫌いです、膝が泣きいれてきます
頑張った甲斐あって、避難小屋から2時間程で下山、5合目あたりでいつもは痛くならない左膝が痛くなってきたのですが、だましだましの下山。最後の方は踏ん張りきかなくて、何回か、転んでしまいました。怪我はしませんでしたが、急いで降りると膝にこたえます。
水場で、身体洗いたいところですが、顔洗ってそのまま清水のバス停へ、そしてそのまま次の停留所へ。電話で確認したら次のバスは16時半だそうで、このままいけば間に合いそうです。でも空模様は怪しくて、ポツポツと雨が降ったり止んだり。カッパ出すほどじゃありませんが不安です。
下を向いて歩いていたら、ププーとクラクション、脇に避けたら、良かったら乗っていきますか?振り返ると、山で前になったり後ろになったりして、色々おしゃべりしていた、ご夫婦。窓からニコニコ笑って手を振っています。私は素直に、良いんですか?お願いします。と返事していました。バス停まで乗っけてもらうつもりだったのですが、目的のバス停が良くわからないので、何処がそれなんでしょうねって話しているうちに、そこそこ下ってしまった挙句、土砂降りになってしまいました。、正直何処だか分かりませんと言ったら、六日町の駅まで送ってくれるというので、ありがたく乗せてもらいました。
お二人は熊谷から来ているそうで、月一位のペースで山に行くんだそうです。
仲の良いご夫婦に出会うと嬉しくなります。送ってもらう車中で、稲穂の倒れているワケを教えてもらいました。娘さんが農家に嫁いでいるそうで、教えてもらったんだそうですが、コシヒカリって品種は茎が弱くて強い雨や風で倒れてしまうんだそうで、そうなると、等級の低いお米になることも多くて、大変なんだそうです。その上稲穂が重すぎるので余計に倒れやすいんだそうで。
そうでした、ここはアノブランド米の産地、魚沼ではありませんか。まあ、最初に気付けよって事ですよね。
送って頂いたご夫婦に感謝です
清水7:30-登山口8:20-5合目9:10-避難小屋11:30-山頂12:00-避難小屋12:20-昼食13:05-
登山口15:00-清水15:30
六日町-清水 南越後観光バス ¥560(ザック代含む)
沢口?-六日町
六日町はまだ歴史の浅い温泉街ですが、良く見ると数多くの温泉が湧いています。
足湯も3箇所程あり、勿論無料です。詳しい情報は六日町観光案内所へ
登山や観光は魚沼市観光協会のHPがいいかもですね
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