2014年8月1日金曜日

2014 7 20~22 2年目で登れた聖岳、やっぱりここはパラダイス

 さてと、梅雨も明け夏山シーズン到来、でも大体ハイシーズンには山にはほとんど行かないというか、忙しいのと暑いのでいけないという方が正しいのか、でも今年はギリギリシーズン前に休みを取って、去年登れなかった、聖岳に行くことにしました。去年行けなかったMさんとEちゃんに声かけてみたら、今年は行きます。とありがたいお答え。Mさんなんて、大腸のポリープの手術明けでまだドクターのOK出てないというのにの参加表明。大丈夫か~、本当に大丈夫なのか~
 なんど聞いても大丈夫の答えしか無いので、そこは私、適当な人間なので、まあ何とかなるさーで、決行することに。最初は、18切符利用の予定だったのですが、Mさん車で行きたい、出来れば。車中宴会可、とまで言ってくださるので、負けというか、いいのか?それで、飲んでしまうけど。大丈夫なのか?じゃあ、車でGO!宴会お座敷ワゴンでGO!
 最終的には、前日の夜出ってことに決まり、Eちゃんの家に近い、T駅で待ち合わせ、実はEちゃん今回会うのが初めてで、いろいろ、何年も前から知ってて、会話はしてるのだけど初顔合わせ、待ち合わせ場所で、初めて会って、イメージと変わらぬハツラツとした姿を見て安心というか、やっと会えた感動で一人、心の中でうんうんと頷いてしまいました。
 そして、Mさんも、いろいろあっての久しぶりの再会。思わず、抱き合ってしまいました。いやー、ホント。お二人に会えて良かった。また、山に行けるなんて、夢のようです。
 少しアルコールが入ってる私は、涙腺緩んでるのか、ちとマックの看板が滲んで見えたような…
 とか言ってるうちに自己紹介も済んで、乗車。Mさん山用にV社のワゴン購入だそうで、広くて快適、ソファーのようなシートに包まれ、出発です
 最初は、チョット遠慮してたのですが、結局持参のお酒持ち出しの車中宴会。まあ、私が飲んでるだけなんですけどね、でも、ほとんど寝無いでの、白樺荘着。着いて、2時間ほどの仮眠で、起きて、6:30の観光協会のバスを待ちます。トイレとかは無かったので、白樺荘のトイレで身支度、6時過ぎにはバスも来て、何だか予約は怪しかったのですが、乗せてもらい、一路畑薙大橋へ、途中の林道は、岩が落ちていたり、えぐれていたりで、結構揺れます。6:50には着いて、下車。降りたのは我々3人だけでした。聖岳の登山口まで行くバスに手を振りお別れすると、もう私たちの時間だけがソコにありました、天気は良すぎて暑いけど、バスを降りた3人はテンションマックス、今日は茶臼小屋までの上りですが、6時間はかかる登りっぱなしの道、身支度済ませて大吊り橋に乗った3人は、いきなりの、バウンデイング(結局最後までこのノリなのだが)、今日は何時もに増してユルユルと参りましょう。と言った直後のコレ、手な訳で今日はいつもに増して、ユラユラ参りましょうって、とこでしょうか。やっと、そして、ここからが旅の始まりです。
 

Eちゃん たかーい、怖ーい、と叫びながら真ん中へ
今年も来れて良かったよ、吊り橋の先が閉じていくような気がして、ぼくらはここから旅にでるんだなー、と実感する。現実世界は収束して、旅の世界の始まりだ
さあ、行こまいか
で、重い荷物に喘ぎながら行くと、ヤレヤレ峠
所々に標高を示す、手書きの板
1000mから、2400mの茶臼小屋まで登りっぱなし
揺らしすぎて、降りてもまだ揺れてます
良い子は、真似してはイケマセン
美味しそうだけどなー
無理かなー




ウソッコ小屋に到着、お二人まだ元気
さいしょの予定だとここに泊まる予定だったけど、前倒ししたので通過
でも、泊まりたかったなあ♪焚き火出来るんだもの
ウソッコ沢の出会いを過ぎるといきなりの登り階段
でも、カメラ向けるとポーズするMさん
以後、これがスタンダード

今年も会えましたよ
ホント、何があったのか?でも癒されます
エネルギー貰えます

ガッツ、まだ元気
中の段
きつかったネー
で、最後に少しトラバースすると、横窪峠
横窪沢小屋は近い
横窪沢小屋にあった、ドラム缶風呂のモニュメント
この小屋は、ホント泊まってみたい
今年も、優しい小屋番さんと、もてなしの麦茶に癒されました
いやー、ホント泊まってみたい
今度来たら、岩魚釣ってのんびりしたいです

3人で山行の安全を祈願します

カーン
さーて、次のステージに行きますか

お腹、大丈夫?


樺段
ホントキツカッタ
ちっちゃなこの立札に救われます
頑張れ、樺段超えればすぐだよ
途中から雨、無事に茶臼小屋に到着
にしても、凄い荷物、重そうだね
ホント良く、頑張った
そして、この日は茶臼岳は諦めて、テント張ってからの宴会
乾き物で、海老とアジの煮干
 エリンギのステーキ
 アボガドのわさび醤油炒め
手巻き鮨のネタ
御飯、結構上手く炊けました
自家製キムチ
手巻き寿司風オニギリ
Eちゃんのホタテのつくだ煮風
Gちゃんのツナかんのマヨネーズあえ
自炊部屋で遅くまで宴会してしまいました。

次の日の朝早く、Eちゃんの友達のGちゃんが北岳縦走に行き、朝が来た
晴れそうな気がするんだけどな
まだ、青空は見えない
5時出で、茶臼ピストンする
昨日の雨で、花が濡れている
いいねー
まだ咲いていた
アズマシャクナゲと思ってだけど、違うのかな


茶臼の山頂

晴れてないけど、まず1つ
良いのがあります
風に揺れていました

後から解ったんですが、遭難者が出ていたみたいで
ヘリが、何ども来ていました

グッドスマイル
イマイチの天気だけど、行きますかー

亀なんとかのところ
箱庭みたいで、綺麗
しかも、風が無い

ここで行き逢った方に唐突に、鹿にやられる前は、ニッコウキスゲの大群落があったんですよ!聖岳は花の山だったんです
今は、何にも無いですけどね。
ネットで囲んで、何とか復活させようとしているんですよ!今日はネットの補修で来たんです。と言われて呆気にとられてしまいましたが、ホント、そんな風だったなんて、想像も出来ません
サンダーバード
ア ゴー
ありゃ、ハイブリッドだがや!バランス良いよ♪

まだ心配なMさん
頑張ってね
すっぽりハマっています
もうすぐ上河内岳



毎回のこのポーズ
楽しい
山の神におねだり
晴れてください、少しでいいんです


上河内岳降りたところが、キバナシャクナゲのお花畑
レンゲショウマかな
ガンコウランに花が咲く



危ないっすよ
南岳、ここを過ぎれば、聖平は近い
相変わらず、稜線は見えないけど
最後の下りに入って来て、少し雲が切れて聖岳が、その大きな姿を、一瞬だけ見せてくれました、そして沢の音が大きくなってました
後は、降りるだけです!
聖平に降りるまでの、森が相変わらず、良すぎです。命の脈動を感じてしまいます
写真撮りまくりますが、ウ~ン、ヤッパリ、ペンタ持ってくれば良かった
でも、森の良さに変わりは無いので、みんなで感動しまくりで、なかなか進めませんよ♪






聖平に着きました

聖平に到着です
広々としてますが、台風で崩壊した跡地なのだそうです

聖平にデポして、空身でピストンの予定でしたが、天気がイマイチなのと、聖平小屋のフルーツポンチにやられて、思わずプシュ、明日の朝行けばいいよ!ってことで、Mさんのハムチーズホットサンドを楽しんで、寛ぎタイム
しかも、このビール先行のGちゃんの差し入れ
茶臼でお世話になったお礼にと、心憎さに脱帽
北岳までの縦走、頑張ってください

Mさん少し寝ると言うので、飲んべえ組は表でつまみを作りながら、景色を楽しみながらの、またプシュ
ウ~ン、たまらんね~♪Eちゃん
流れる霧さえも、つまみです!しかも極上の
たらもスパじゃないたらもポテサラ

小屋の前で寛ぎタイム
肌寒いくらいですが、気持ち良い

今回の新作、っていっても、缶つまのレシピどうりですが、作ってみました
銀杏とベーコンのピンチョス
美味しかった

Mさん寝てますね。お疲れさんです
そして、宴会は、夜の部へ
初めて見た、巨大ニンニク、コレでひとかけ
青森産だそうですが、すんごい
ナス(Eちゃん担いできた)、焼いて炒めてイタリアン、この時点で美味そうです
イカとマッシュルームのアヒージョ

辛いのは、まだヤバいと言いながら食べてしまうMさん

素敵に仕上がったEちゃんのペンネ
パンに合いますよ
ボーノボーノ

ハバネロさんま、チーズいん
今回、泊まった素泊まり用の、冬期小屋
快適過ぎて、寛ぎまくりで、同室になった方々すいませんでした
夜中にEちゃん、金縛りにあったとかで、苦しげな、叫び声「( ̄▽ ̄;)あああー」
魘されてるなとは思ったけど、眠いので放置
何だか黒い人が来てたとか…
ともあれ、
次の朝、真っ暗ななか3時に小屋を出て、聖岳を目指します
まだ暗い小聖岳
ビーム

霧が凄くて、フラッシュが厳しいですね
この後はヘッデンも外しての登山です



もう少しだょ










富士山見えた
小聖への稜線
いいショットだなー
これが、聖岳です
どすこい、山聖
ヤマー



マルバダケブキのお花畑
小屋の前でポーズ
山ですね
小聖から、聖、奥聖をあらわしています
ハハハ、ホントかな、でもそのつもり
さようなら、聖平小屋
また来るよ


沢沿いの気持ちのいい道を行きます



降りて行くと青空の中、聖や奥聖、そして稜線が輝いてます







遠くに明石かな


ゆらす、ゆらす


物凄い勢いで、先行逃げ切りのEちゃん乗っこしから、聖沢大橋まで40分で下り、借金はは返したと、橋のたもとで座り込み
早すぎて着いてイケマセン、凄いや
そしてMさんも到着、本当に病み上がりなのか?
全然大丈夫じゃないか
ラッパさん
黒い花

ほよーん
実はかなり疲れてます
そろそろ最後のターン
気持ちの良い林の中を降って行きます
営林署跡
ゴミがイッパイ

さすがのEちゃんも疲れたのか?
大胆に休んでますね


最後の下り、山の終わり
ホント
お疲れ様でした

本来だと、白樺荘でお風呂に入る予定だったのですが、まさかの定休日で入れず
でも、バスの運転手さんが、開いてるとことこ教えてくださったので、着替えはせずにゴー
しばらく下ると、南アルプスオートキャンプ場が見つかったので、そこで温泉、3日間の汚れを落とします、温泉はアルカリ泉なのでしょうか、ヌルッと爽やかで、お肌スベスベ
キャンプ場の方々も面白くて、湯を楽しんでからお話三昧
温泉的には田代の湯と言うらしいいです
のんびりと、温泉入って、湯上りビール堪能してると、キャンプ場のおじさんが、やまびこは
早くいかんと、閉まってしまうぞ!と脅され急いで降ります
井川の駅が見つからなかったりして、何とか探して行くと店がありません
どうしようと、想って取りあえず見に行くと、仮の小屋の中におカーさん発見、会えて良かった
一年ぶりに会えた「やまびこ」の、おカーさんとの2ショット
去年、9月に店を流され、仮の店舗でしたが、奇跡というにはちっちゃいですが、何時もは上の駅のホームで営業してたみたいなんですが、今日初めて下の仮店舗で営業、しての、遭遇再会
話を聞いていると、1年がググって胸に来て、少し涙腺というか、感激が怪しい。
そして、何よりまた会えたことが嬉しくてたまりません

( ´∀`)

Eちゃんもk感激、そして野菜としいたけに感激です
車で降りて行くと、家ほどもある岩でイッパイの沢
迫力あります
高速まで、約50キロ
遠い

 夕方には高速の入口に着いて、コンビニでお酒補充
いけないとは思いつつ、Mさんの、全然大丈夫の声に、ついついビールを買う二人
コレは、麻薬のようなものだと言い聞かせながら、ビールをプシュ
まあ、なかなかありえないシチュエーションではありますが、ひとつの夢が叶ったと言うべきなのでしょうか。車は轟然とランプを登り一路都内へ、まだ早いのかそんなに渋滞もなく、用賀のインター降ります。カンパチ上がり、とりあえずはEちゃんを送るということで、車はT駅へ。
チョット、別れ難い気分の3人は打ち合わせと称して、スタバへ、結局何打ち合わせるわけでは無いのですが、しばし歓談。余韻と気分を楽しみます。
 今回の旅は、山の深さと、人の優しさを確認する旅
3人の思いやりがあっての旅でした
テント、食材たっぷりで、もちろん大変なのですが、それを超える喜びと出会いと、面白さがあったと思います。次はいつ行けるか分かりませんが、次回行く時も変わらぬ優しさで、山を愛でたいと思ってしまいました。
 道中は、笑いの絶えない3人でしたが、いつもお互いを思いやる気持ちと、初めてのパーティーとは思えないほどの、安らぎがあったように思えました。
 また、行きたいと思わせるこの感じ
忘れないようにしようと思います
 
今回は珍しく車だったので経費も安く上がりました
Mさんに感謝です。運転しっぱなしで、ご苦労様でした
自分よりも大きんじゃないかって程のザックで美味しい料理を運んできてくれた
Eちゃんに感謝です
心憎い差し入れしてくれた
Gちゃんに感謝です


バス代は、聖平小屋に泊まったので無料
小屋の素泊まりは、寝具持ち込みなので¥4500去年より¥500上がりました
茶臼小屋のテント代は¥500
越冬ビールは2本で¥500格安です
CTはめんどくさいので無し、概ねガイド本と同じでした
 
そして、やっぱり最後に、やまびこのお母さんに感謝というか、全面降伏です。
有難う。多謝。また来ます
お母さんに、会いに来ます
























































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